どうする?災害時のお口のケア


通常の歯みがきができない時も、清潔を保つ工夫を


非常時でも、避難先でも口腔ケアを怠らないで

地震や水害と言った自然災害はいつ、どこででも起こり得ます。被災による不自由な暮らしや避難所生活は誰にとっても人ごとではなく、出産を控えた妊婦さんも決して例外ではありません。こうした非常時には自分や家族の命を守ることが最優先されるため、特に自由に水を使えない環境に置かれた場合、歯みがきなどの口腔ケアはどうしても後回しにされてしまいがちです。

しかし、口の中で細菌が増殖すると、肺炎をはじめ全身の健康に影響を及ぼすことがわかっています。特に妊婦さんは、ホルモンバランスの影響で唾液が減るため、口腔内細菌が停滞しやすく、むし歯や歯周病にかかるリスクが高くなります。妊娠中に歯周病などによる炎症が悪化すると早産につながる可能性があるとも指摘されています。そのため災害時であっても、なるべく口腔内の清潔を保つ工夫をすることが大切です。ママだけではなく、幼い子供や赤ちゃんのお口のケアにも常に気を配ってあげましょう。

十分に水が使えない時には液体歯みがきや布を活用

お口のケアの基本はなんといっても毎食後の歯みがき。いざという時のために、非常用持ち出し袋(防災リュック)の中に家族分の歯みがきセット一式(歯ブラシ、デンタルフロス、液体歯みがき、歯みがきシートなど)を備えておくことをおすすめします。自宅が停電や断水になってしまったり、避難所で生活することになったりと、普段通りのケアができない状況下でも、次のような工夫をして歯みがき習慣を続けましょう。

(1)水がない時

食後に液体歯みがきで口をすすぐだけでも、口中の細菌が増えることをある程度抑えることができます。また、キシリトールガムなどの水で歯ブラシをぬらし、合間に歯ブラシの汚れをティッシュペーパーで拭き取りながら歯をみがきます。ブラッシングが終わったら水を少しずつ口に含み、2~3回に分けて口をすすぎます。水の代わりに液体歯みがきや薄めたうがい薬を使ってもいいでしょう。その場合、水でのすすぎは不要です。

(3)歯ブラシがない時

子供だけでなく大人も“ダラダラ食べ”を避けましょう。食事の時間は唾液がよく出るようにしっかりかんで食べること、就寝前の飲食を避けることも大切です。

(5)マスクの着用とお口の健康

強いストレスのかかる非常時は、ただでさえ唾液が出にくくなりがち。感染予防のためにマスクを着用すると口の動きが少なくなり、さらに唾液が出にくくなります。唾液には口中の汚れを洗い流してくれる作用があるので、歯科医の定期チェックでいざという時にも安心

避難先などで歯が傷んだり、歯ぐきが腫れたりしたら困りますね。急にむし歯になってしまうことはないので、多くの場合、もともとあった軽い歯周病がストレス刺激で悪化したと考えられます。そういう時は、応急処置として市販の鎮痛剤を服用しましょう。また、毎食後の歯みがきをきちんと続けることで症状が軽減することもあります。元の生活に戻ったら、なるべく早くかかりつけの歯科で治療してください。

普段から定期的に歯科医のチェックを受けてお口の健康をキープしておけばいざという時にも安心。感染症をさえ得るために歯科検診を控えてしまう気持ちもわかりますが、

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