知っておきたい!女性ホルモンの働き3

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Q3 分泌量は多いほどいいの?

A 過剰になると進行する3つの病気に注意


月経が順調であれば、女性ホルモンの分泌も正常であると考えられますが、規則正しく来ていれば問題ないかというと、そう単純ではありません。中には「月経過多」や「激しい月経痛」など、月経によるトラブルに悩む人もいます。
原因として多いのが、子宮に良性の腫瘍ができる「子宮筋腫」、腹膜や卵巣に子宮内膜のような組織が広がる「子宮内膜症」、同様の病変が子宮の筋肉の中にできる「子宮腺筋症」です(表参照)。いずれも症状がよく似ていて、複数を合併している人が多いのもの特徴です。
この3つの病気は、女性ホルモンの分泌が盛んな20〜40代に多く、子宮筋腫は3人に1人、子宮内膜症10人に1人に見つかるといわれます。エストロゲンの刺激によって進行することがわかっており、分泌が減る妊娠中や閉経後は、症状が軽快します。女性の健康を守ってくれるエストロゲンですが、過剰になると病気のリスクを高めることも知っておきましょう。

Anetis(アネティス) 2017春号 女性の体なんでも相談室より

※こちらは2017年3月時点の情報/記事になります


■ 回答者■


【東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 女性健康医学講座 教授 寺内 公一(てらうち まさかず)さん】

1994年東京医科歯科大学卒業。2005年米国エモリー大学フェロー。2016年より現職。日本女性医学学会・日本女性心身医学会・日本骨粗鬆症学会・日本抗加齢医学会・北米閉経学会認定医。女性ヘルスケア分野にて幅広く活動中。

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