知っておきたい!「里帰り出産」について4
Q4 産後を健やかにすごすためには?
A 実家には配慮とお礼を 帰宅後は夫婦で協力
里帰り中は、お世話になる実家に負担をかけることになります。親しき仲にも礼儀を忘れず、感謝の言葉をきちんと伝えましょう。滞在中の生活費やお礼を渡してもいいですね。
自宅に帰ってからは、パパの育児参加がうまくいくように夫婦間のコミュニケーションを密にとり、ママは少々のミスには目をつぶるつもりで、パパに育児や家事を任せましょう。誰でも怒られると、やる気をなくしてしまうものです。ママも初めて赤ちゃんを抱いたときはオロオロしたはず。そのときの気持ちを思い出して、パパの育児参加を上手に促してください。
一方、パパは「子育ては年中無休」であることをよく理解し、育児だけでなく家事も2人で協力して行いましょう。お互いにいたわり合うことが大切です。
Anetis(アネティス) 2016−17冬号 妊娠なんでも相談室より
※こちらは2016年11月時点の情報/記事になります
■ 回答者■
【荒木記念東京リバーサイド病院 産科・婦人科 医長 星 真一(ほし しんいち)さん】
1995年昭和大学医学部卒業。昭和大学病院、昭和大学藤が丘病院、秦野赤十字病院、千葉西総合病院、総合守谷第一病院などの勤務を経て、現在東京都荒川区にある荒川記念東京リバーサイド病院(2016年10月より病院名変更)に勤務。一男一女のパパ。