知っておきたい!「立ち合い出産」について3


Q3 どんな準備が必要ですか?

A お産の流れを学ぼう 産婦さんとの共通理解を


お産の始まりから赤ちゃんが生まれるまでの流れについては、パートナーも、あらかじめ知っておいたほうがいいでしょう。
 お産はどのように進むのか、自分で本を買って勉強してもいいのですが、そうした知識を産婦さんと共有しておくことが大切です。分娩中、医師が処置などについて説明したときに、産婦さんとパートナーの意見が合わず、けんかを始めてしまったりしては困ります。
 産婦さんとパートナーが一番効率よく、お産の知識を共有できる方法は、やはり両親学級への参加です。1〜2時間で済みますし、本を買って読む手間も省けるので、おすすめです。

Anetis(アネティス) 2015 秋号 妊娠なんでも相談室より

※こちらは2015年8月時点の情報/記事になります


■ 回答者■


【葛飾赤十字産院 副院長 鈴木 俊治(すずき しゅんじ)さん】

1988年に長崎大学医学部卒業。日本医科大学付属病院産科婦人科学教室入局、葛飾赤十字産院産婦人科派遣を経て米国ロマリンダ大学胎児生理学教室へ研究留学。帰国後に日本医科大学産科婦人科学講師、同助教授、東京臨海病院産婦人科部長を経て2006年より現職。