知っておきたい!妊娠後期のマイナートラブル3

happy pregnant woman sleeping on sofa at home

Q3 こむら返りやむくみは改善できるの?

A 入浴やマッサージで血行を促しましょう。


妊娠後期には、足腰や手にもトラブルが起こりやすくなります。骨盤のゆがみによって「腰痛」や「恥骨痛」が起こり、寝返りも満足に打てないほど痛むことも。そんなときはコルセットや骨盤ベルトで腰を安定させ、あおむけか横向きに寝るのがおすすめです。痛いときに無理に動くのは禁物ですが、長時間、同じ姿勢でいるのもよくありません。適度に動いて姿勢を変えるようにしてください。
夜、寝ているときなどに突然、足がつる「こむら返り」や、「足のむくみ」「手のしびれ」なども妊娠後期に多いトラブルです。下半身の血流が悪くなっていることや、ホルモンの影響で体内の水分量が増加していることなどが原因です。静脈の流れが滞っていると、その部分に血液がたまって血管がこぶのようにふくらむ「静脈瘤」ができることがあります。静脈瘤はふくらはぎにできることが多いのですが、太ももや外陰部にできてしまうこともあります。
こむら返りが起こったときは、ふくらはぎの筋肉をゆっくりと伸ばすと痛みが和らぎます。よく効く漢方薬もありますから、つらいときには主治医に相談してみてください。こむら返りやむくみ、しびれ、静脈瘤を防ぐためには、血流をよくすることが肝心。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる(シャワーだけで済ませない)、マッサージやストレッチを習慣にする、弾圧ストッキングを着用する、などの方法が効果的です。

Anetis(アネティス) 2018春号 教えて!ドクター妊娠なんでも相談室より

※こちらは2018年3月時点の情報/記事になります


■ 回答者■


【なないろレディースクリニック院長 黒田 勇二(くろだ ゆうじ)さん】

愛媛大学医学部卒業。同医局部産婦人科助手、愛媛県八幡浜市八幡浜総合病院、国際医療福祉大学講師、山王病院(東京都港区)リプロダクションセンター勤務等を経て2007年「なないろレデースクリニック」(茨城県つくば市)を開院し院長に。希望あふれる未来への懸け橋(虹)となるよう「なないろ」と名付けた。日本産科婦人科学会専門医、母体保護法指定医、新生児蘇生法認定インストラクター。

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